2023年10月20日金曜日

前世の記憶

 みなさん、こんにちは。
もう昼食はすまされましたでしょうか。
私は珍しく粉ものを頂きに町に繰り出そうと思っております。


映画【連合艦隊】主題歌 ~『群青』
https://www.youtube.com/watch?v=bgld9vKrTyE




連合艦隊 (1981) 予告編 [FHD]
https://www.youtube.com/watch?v=J7vYaJuryY4





今から42年ほど前ですが映画「連合艦隊」の鑑賞に出かけた事が
ついこの間の様に色鮮やかに記憶に残っています。
この映画の挿入歌に「群青」という曲があります。
それが谷村新司さんの曲です。
とても感傷的に浸ったのを覚えています。

42年前と言いますと昭和56年の話ですから
当然、私も随分若かったです。
映画館のラストに近付いて行きますと
館内のあちらこちらでチラホラとすすり泣く声が聞こえてきました。
当時はまだ戦争をリアルに体験された方も
多くご健在でいましたから、
すすり泣いていたのはそういった方々や
或いは
遺族の方々だと思います。
涙を流されていたのは"ほぼ年配の方"でした。

残念ながら
お若い人で涙しながら見ていたのは皆無だったと記憶します。

さて、ここからは
フィクションとしてお聞き流して頂きたいのですが・・・。

私には前世の記憶があります。
戦時中、それも終戦間近だったでしょうか。
特攻隊員として出撃する事になりました。
私の遺体は遠く南方の島の砂浜辺りに打ち上げられていました。
それを私はしばらくの間茫然と見ておりました。
私の機体は敵艦を目視するも
その目標としていた敵艦に激突する事もなく
随分と手前で撃ち落とされてしまいました。
それがとても悔しかったです。
悔しかった理由の一つには
私は航空隊の教官をしていましたので
子供の様な顔したまだ あどけない若い隊員を育成しては
特攻方法を叩き込んでいたのです。
そして次々と若い人達を戻ってくる事のない戦場へと送り出していたのです。
その私が敵艦が見えるところまで飛びながら撃ち落とされたのですから
本当に笑い話にもなりません。

ただし、言い訳ではありませんが
終戦間近の戦闘機は最早ガラクタ同然だったんです。
飛ぶだけのグライダー状態だったものですから
敵機が見えた瞬間に敵機と敵艦に蜂の巣にされました。
それでも私にはちゃんと意識がありましたし、
手足の自由もききましたから
しっかりと操縦かんを握っておりました。
それなのに
どこを打ち抜かれたの分かりませんが
どういう訳か目が見えなくなっていたんです。
それでどうしようもなく機体と共に海へと落ちて行きました。
残念でなりませんでした。
戦友や先に英霊となられし御魂にただただ申し訳なくてたまりませんでした。
それでずっと自分の腐っていく遺体を見ながら茫然と
その浜辺で立ち尽くしていたのです。

閑話休題
映画館であちらこちらで年配の方々が
すすり泣く声が聞こえる中、
若い世代とおぼしき何人かも泣いているのを散見しました。
あゝ、こういう若い世代の人でも涙される人がいるんだな~と
ちょっと感じ入りながら、ほくそ笑んでいましたら
少し離れたところに私よりも一回りほど年上の人物がいて
その人物は涙を流さない様に必至でこらえている様子でした。

その人物の横顔を見た時に
「あれ? あの人は確か私の同期の桜だった〇〇君の部隊の少年兵ではないだろうか」
と思いました。
顔は全然違っていましたが、その時の私は咄嗟にそう思ったんです。
階級も年齢も彼は私のずっと下でしたが、この世に先に転生していたのでしょう。
その時は今生での年齢が私よりも年上である事はあまり不思議と思いませんでした。
年下なのに先に転生して今じゃ私よりも年上って可笑しいなんて思える余裕は
随分後になってから思った事でした。

ところで
その人物ですが
そのすぐ後に私と視線が合ったんです。
一瞬だけ目が合っただけなのに


その人・・・



何と・・・



驚いた事に・・・





すくっと立ち上がったと思うと同時に私に敬礼をしたんです!
あ! やっぱりそうか! って思ったと同時に
私は涙があふれて止まりませんでしたが
とにかく、逃げないとって思いました。
私は教育指導をする上官でありながら
敵艦に体当たり出来ずに撃墜されたという汚名をずっと引きずっていたからです。
彼が追って来ていないか一瞬だけ振り向いた時に見えたのは
彼もまた私とは反対側の出口から走って逃げ去る姿でした。

彼は私の直属の部下ではなく、私の親友の部隊にいた為に
彼がその後どういう人生を辿ったのかは、私は知る由もなく
彼が逃げた理由も私には分かりませんでしたが
きっと彼も何か戦時中の体験を引きずっているのだと察しました。
それから
どうしても気になったのは
彼が陸軍の様な幅をとる敬礼をした事です。
これは絶対に妙だと思いました。

きっと彼が逃げ出したヒントはそこにあると思いました。

私は幸いにも戦友たちの亡霊が整列しているのに出会い
「貴殿は貴殿の道を行け。今を生きよ!」と促され
全員が当時と同じ姿で、私へ敬礼をしてくれた事があり
その体験以降は大戦中のわだかまりから解放されました。

そのせいでしょうか。
私はとにかく人類未来に本当の意味で役に立つ様な神秘や謎を解き明かし
いつまでも平和で進化した人類と希望溢れる未来を構築できる様にと
人様に笑われながらも徹頭徹尾 光の体(ライトボディ)と三柱鳥居を
探究しようと固い決意をしたのでありました。


本日は昼休みを利用して
谷村新司さんの素敵な曲と共に
"フィクション" のお話を書いてみました。
もしご興味がありましたら以下のサウンドノベルをご覧ください。


リンク貼ってますので、クリックで飛べます。



ところで、


これも


また



フィクションなのですが




戦時中の私は
ほとんどの人物に対して
それなりの意見が出来る立場にいましたので
ある建築家に「自粛を!」とご忠告を申し上げた事があります。
このご時世に外国の芸術かぶれの建築などに時間を割くのが腹立たしかったのです。

ただし

現代の私は
その事を深く悔い改めると同時に
その人の建築作品を称賛しています^^

サウンドノベルでいつも私の自宅と言う設定で
使用させて頂いています背景画像のあの家です。



前川國男邸
https://www.youtube.com/watch?v=8QsZNItEhJU




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本日はここまでです。
昼休みに大急ぎで書き込みましたので
誤字脱字など
或いは、妙な文になっていたりしましたら
その内に気付かれない様にしれっと修正しておきますね^^
本日もご訪問を頂きまして有難う御座いました。
皆さんが平安で健やかで有ります様に。
そして世界中がその様になります様にお祈りを致します。